ホワイトペーパー: Industry 4.0およびエッジAIソリューション向けの次世代STM32マイクロプロセッサ
STM32MP2シリーズは、産業グレードの64bitソリューションで、ハイエンドなマルチメディア機能が必要とするセキュアなIndustry 4.0および高度なエッジ・コンピューティング・アプリケーション向けに最適です。
STM32MP25は、STM32MP2シリーズ初の製品ラインです。
堅牢な機能とMP1に比べて大幅にアップグレードされた性能により、6,000 DMIPSを達成し、スマートでコネクテッドなアプリケーションの成長をサポートします。STM32MP25マイクロプロセッサのサンプルは、今年末に入手可能となります。
- ⚪ 10年間連続動作可能
- ⚪ 広い動作温度範囲:-40℃~125℃
- ⚪ 10年間の長期供給保証プログラム
堅牢性
- ⚪ Time-sensitive networking(TSN)
- ⚪ 最大3つのGigabit Ethernetポート
(2ポート・スイッチ付き) - ⚪ PCIe Gen2、USB 3.0、3 x CAN-FD
コネクティビティ
- ⚪ SESIP レベル3認証
- ⚪ TrustZone®対応(Arm® Cortex®-AおよびCortex®-M)
- ⚪ 堅牢な暗号化HWアクセラレータ
強力なセキュリティ
- ⚪ 1.35 TOPS(テラ・オペレーション/秒)
NPUアクセラレータ
- ⚪ 1080pグラフィック機能
(3D GPU、H.264ハードウェア・ビデオ・コーデック) - ⚪ RGB、MIPI DSI、およびLVDSディスプレイ
マルチメディア
- ⚪ Lite-ISP装備のMIPI CSI-2カメラ・インタフェース
- ⚪ 高度なニューラル・プロセッシング機能
マシン・ビジョン
Industry 4.0 |
機械学習 |
スマート・ホーム |
スマート・ メータリング |
決済端末 |
モノのインターネット (IoT)およびエッジ・ コンピューティング |
柔軟性の高い試作開発が可能
- ⚪ STM32MP25評価ボードとDiscovery開発キットは、2024年に出荷開始予定です。
- ⚪ 以下の特長により、既存のプラットフォームからの移行がさらに容易になります。
- ・メインライン化したオープンソースLinuxディストリビューションとパートナー企業によりサポートされたAndroidパッケージにより、円滑なソフトウェア移植を実現します。
- ・共通の開発フレームワーク:開発者は、STM32MP1マイクロプロセッサシリーズ(GCCベースのIDE、STM32CubeProgrammer、STM32CubeMXなど)向けと同じSTM32Cubeツールを使用できます。STM32CubeMXには、DRAMサブシステムの設定を簡素化するDRAMインタフェース・チューニング・ツールが含まれています。
- ⚪ STの幅広いサードパーティ・エコシステムが、開発者の設計を迅速化します。