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STM32MP1のCortex®-M4デバック方法
STM32MP1はCortex-A7とCortex-M4を搭載したデュアルコア・マイクロプロセッサです。Cortex-M4はスレーブCPUとなり、Cortex-A7により起動を制御されます。そのためデバック方法は以下の2種類が用意されています。
- エンジニアリング・モード(Engineering mode)
- プロダクション・モード(Production mode)
エンジニアリング・モードはBOOT用のbootピンの設定で設定可能です。このモードはCortex-A7は完全に停止状態のデバックで、STM32MCUと同等のデバックが可能です。
プロダクション・モードはCortex-A7はLinux(もしくはU-BOOT)が起動している状態でのデバックとなるため、bootピンの設定は通常起動の設定で行ってください。
関連情報
• STM32MP157x-EV1 – hardware description
• STM32CubeMP1 development guidelines
• Modify, rebuild and reload a firmware
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