開発のヒント
周辺機能、I/O、メモリ
ソフトウェアIP保護機能
PCROP(プロプライエタリ・コード・読み出し保護)は、Flashメモリの一部に読み出し保護をかける機能です。PCROP保護されたフラッシュセクタは、読み出し/書き込み保護されます。コードフェッチでのアクセスのみ可能ですが、CPUによるデータ書き込みやデバッガのアクセスによる読み出し/書き込みはできません。
PCROPを利用するとソフトウエアIPを保護しつつ、同じFlashメモリの他領域をエンドユーザに開放できるようになります。
ソフトウエア開発者が複数いる場合、1番目の開発者が書き込んだIPにPCROP保護をかけると、2番目以降の開発者はそのIPを読み出すことはできませんが、PCROP保護以外の領域にソフトウエアを書き込むことはできます。
これにより、1番目のソフトウエア開発者のIPを保護することができます。
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