開発のヒント
CPU
WFIとWFEの違い
マイコンを低消費電力モードに入れる命令にはWFIとWFEがあります。
WFIはWait For Interrupt(割り込み待ち)の略です。
WFEは、Wait For Event(イベント待ち)の略です。
WFIの場合、マイコンが低消費電力モードから復帰する際に、ベクタ割込みコントローラ(NVIC)によって、割込みが認識されて、割込み処理が始まります。
WFEの場合は低消費電力モードから復帰する際に、割込み処理が行われずに、低消費電力モードからの復帰だけが行われます。
したがって、低消費電力モードから復帰するときに、WFIを使うか、WFEを使うかを、低消費電力モードに入る際に、ユーザーがコントロールする必要があります。
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