開発のヒント
周辺機能、I/O、メモリ
未使用GPIOの処理
未使用のGPIOは電位を固定し、ノイズ等で端子の電位が変動しないようにしてください。方法としてはいくつかあります。
- 入力ハイインピーダンスに設定して、10kΩ~100kΩ程度のプルアップ抵抗やプルダウン抵抗で電位を固定しておきます。
- プルアップ抵抗やプルダウン抵抗が内蔵されているGPIOもあります。これらを利用してプルアップやプルダウンを行います。
- 出力端子に設定して、”High”または”Low”を出力しても電位は固定できますが、万が一、事故等で端子が電源と短絡したときに大電流が流れて、マイコンが破壊することが考えられますので、抵抗を介することをお勧めします。
この他に、GPIOの入力バッファをOFFして、ノイズ等による端子電位の変動が、マイコン内部に入ることを防ぐことも出来ます。 - アナログ端子と兼用になっているGPIOはアナログ端子に切り替えます。するとGPIOの入力バッファはOFF(入力信号を遮断)します。
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