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マルチパネルGUIを搭載した最新版のSTM32CubeMXマイコン初期設定ツールを発表
2018年12月5日
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、STM32* マイクロコントローラ(マイコン)を用いた開発において、直感的かつ効率的な初期設定が可能なツールSTM32CubeMXの最新バージョンSTM32CubeMX v.5.0を発表しました。最新のマルチパネルGUIを搭載し、画面を切り替えずにデータの表示や作業可能なため、マイコンの設定パラメータを簡単かつ快適に最適化することができます。
STM32CubeMXを使用すれば、800品種以上で構成されるSTM32ファミリから最適な製品を選択し、ハードウェアの基本機能を適切に設定した上で、マイコンの初期化コードを自動生成できるため、組込みシステムの開発を迅速に開始することができます。
開発者は、最適なピン配置、クロック設定、開発初期段階における消費電力計算など、マイコンの設定機能を活用することができます。さらに、ペリフェラルおよびミドルウェア・スタック(TCP/IPスタックやUSBスタックなど)の設定用ツールも含まれているほか、パラメータの制約条件を動的に検証することも可能です。
STM32CubeMXでは、設定が完了すると初期化コードが生成されます。このコードは、IAR-EWARM、Keil MDK-ARM、STM32用AC6-SystemWorkbench、GCC(GNU Compiler Collection)などの数多くの開発環境ツールチェーンで使用することができます。
STM32CubeMXは、主要なオペレーティング・システムで動作するスタンドアロン型のソフトウェア、またはEclipseのプラグインとして提供されます。また、専用のハードウェア抽象化レイヤ(HAL)、ミドルウェアやサンプル・コードを含む、その他のSTM32Cubeソフトウェアとともにwww.st.com/stm32cubemxから無償でダウンロードできます。
* STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。