開発のヒント
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ブレークポイント使用の注意
ブレークポイント中は、次に示すタイマのカウンタ、RTC やウォッチドッグの動作方法を選択する必要があります。
例えばタイマのカウンタは、ブレークポイントを使用しCPUを停止させても、タイマのカウンタは動作し続けるようデフォルトで設定されています。この動作は、タイマがPWMでモータを制御しているときなど、パワー・デバイスを制御している際に一般的に必要ですが、正しく設定されていなければブレークポイントでPWMは出力停止するので注意が必要です。逆に設定しているとPWM出力し続けるので、アプリケーション上で問題があるかどうかのチェックが必要です。
また、ブレークポイント中でカウント停止も可能です。この動作はウォッチドッグ用に必要です。I2Cの場合、ブレークポイントにおいてSMBUS タイムアウトをブロックするように選択できます。この設定は、DBGMCUフリーズ・レジスタへ、デバッガにより設定が可能です。
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