開発のヒント
周辺機能、I/O、メモリ
STM32F7をUSBマス・ストレージとして認識させる
関連モジュール:USB OTG(NUCLEO-F746ZGボード)
STM32F7のファームウェア・ライブラリでは、NUCLEO-F746ZGボード上のSTM32F7をUSBマス・ストレージとして認識させるサンプル・プログラムを準備しています。STM32F746xxのUSB OTGデバイス周辺機器において、Bulk Only Transfer(BOT)およびSmall Computer System Interface(SCSI)透過コマンドを使用してPCホストと通信し、microSDカードをストレージ・メディアとして使用するプログラムです。
STM32F746xx は、NUCLEO-F746ZGボードが接続されているネイティブPCホストMSCドライバを介して、MSCデバイスとして見えます。アプリケーション起動時に、ユーザはUSBケーブルをPCホストに接続するだけで、デバイスが自動的に検出されます。新しいリムーバブル・ドライブがシステム・ウィンドウに表示され、書き込み / 読み取り / フォーマット操作は、他のリムーバブル・ドライブと同じように実行できます。
このサンプル・プログラムは、STM32F7のライブラリ・パッケージ(STM32CubeF7)の以下フォルダに用意されています。(xx.xxはバージョン番号) STM32Cube_FW_F7_V1.xx.xx\Projects\STM32F746ZG- Nucleo\Applications\USB_Device\MSC_Standalone
STM32F7のライブラリ・パッケージはこちらからダウンロードできます。
過去の開発のヒントはこちら