開発のヒント
周辺機能、I/O、メモリ
I2Cのデュアル・アドレッシング機能
STM32ファミリのI2Cモジュールは、スレーブ・アドレスを認識するためのレジスタを2つ持っています。そのため、1つのI2Cモジュールで、2つのスレーブ機能として確認応答することができます。
例えばSTM32F10xシリーズでは、スレーブ・アドレスレジスタとしてI2C_OAR1とI2C_OAR2を持っています。I2C_OAR2の中には、どちらのレジスタを有効にするかを決めるENDUAL bitが含まれています。
ENDUAL bitが0の場合はOAR1だけが有効になり、ENDUAL bitが1の場合はOAR1とOAR2の両方が有効になります。
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