開発のヒント
周辺機能、I/O、メモリ
USARTの1サンプルビット方式
STM32F4シリーズでは、受信のクロックバラツキの許容範囲を増やすために、1サンプルビット方式(新機能)を採用しています。
ノイズフリーの用途向けですが、クロックバラツキの許容範囲を4.375%まで上げることができます。 1 サンプルビット方式が選択されると、USART_SRのノイズ検出フラグ(NF)が無効になります。 具体的方法は、USART_CR1のOVER8 ビットを 0、USART_BRRのDIV_Fractionを0、USART_CR1のMビットを0に設定し、USART_CR3のONEBIT ビットに 1 をプログラミングします。この場合に、USARTレシーバの許容誤差が4.375%になります。
詳細はリファレンスマニュアルの「クロック偏差に対する USART レシーバの許容誤差(USART receiver tolerance to clock deviation)」の章を参照してください。
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