ウィンボンドは、イスラエルに拠点をおくR&Dで開発した完全ハードウェアセキュリティロジックを、コンパクトにSPIフラッシュメモリに統合したW77Qセキュアフラッシュメモリを開発しました。SPIフラッシュメモリは、IoT機器のブート用フラッシュメモリやOver-the-Air(OTA)用に新旧ファームウェアを外付けに保持するというニーズで元々BOMに含まれていることが多い半導体部品です。本来のメモリ機能の延長であるセキュアストレージやセキュアソフトウェアアップデート、さらにはプラットフォームファームウェアレジリエンス(NIST SP800-193のコンセプト)といった耐障害性機能等をアドオンできます。既存PCB上のメモリフットプリントに載せ替えるだけでハードウェアの準備は完了、後はウィンボンドが提供するライブラリソフトウェアを使ってシステム開発時間を短縮、お客様はメインの製品開発に注力でき、Time To Maket でIoTセキュリティ要件に見合った製品を市場投入できます。さらにCC認証や機能安全のためのASIL認証、FIPS 140-3 CAVP 認証もクリアしています。
包括的なセキュリティ機能をアドオンできるセキュアフラッシュメモリ